……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
三級波高して魚龍と化す(さんきゅう なみたかくして うおりゅうとかす)
(碧巌録第七則)
悟りを得て禅門の龍象になる禅語。
中国の聖天子舜が、鯀に黄河の治水工事を命じるが、鯀は失敗します。子の禹が父の遺志を継ぎ、黄河上流の龍門山を三段に切り崩して水を通し、難工事を成功させたのです。舜から天下を譲られた禹は夏王朝を開いたのです。これを「龍門(禹門)三級」と言われ、毎年三月三日桃の花の頃、多くの魚が龍門三級を登り、見事に登った魚は頭に角を生じ龍の姿となり、雲を呼び雨を起こし天に昇るという。特に魚類の長である鯉が龍になるという伝説です。
龍は想像上のものですが、古来より龍神としてまつられています。出世の登龍門や端午の節句鯉のぼりの語源です。
難問や試練はあるが、あれこれ考えず、まずチャレンジ。何事もやる気次第です。
少林寺20世 清涼 晃輝(せいりょう こうき)
1979(昭和54)年生まれ
豊川稲荷(妙厳寺)
愛知学院大学卒業
㈱坪井屋佛檀店
大本山永平寺
動物供養総本山 長楽寺動物霊園などで修行
平成21年 少林寺、蓮光寺(奈義町)住職就任
曹洞宗 圓通閣 澤龍山 少林寺
(美作西國三十三観音十一番札所)
〒709-4606 岡山県 津山市中北上1150番地 ℡0868-57-2303