和敬静寂(お互いを認め合う)


 「和敬静寂(わけいせいじゃく)」の和敬とは、和らいだ心で接しお互いに敬うことです。静寂とは、落ち着いた心です。

 

 人間全く同じ人はいません。だから一人一人の存在が尊いのです。

 仲が悪いとケンカになり、周りに人へも悪影響を与えます。悪化すると殺し合いになります。そして、戦争になります。

 この状態は、心が乱れ相手を敬っていませんね。

 

 仲良しがいいですよね。(=和合)

 仲良しというのは、ただ相手に合わせるということではなく、自分の個性をそのまま相手の個性もそのまま認めて一緒に過ごすことです。

勿論、個性をそのままといってもわがままな自分でいることとは違います。

 わがままな自分は捨てないといけません。

 

 平和という字は平らに和やかと書きます。どちらかに合わせるのでなくお互いの居心地の良い中心に歩みよるのです。穏やかにおさまることが大切です。

 

 それには、慌てず腹を立てず落ち着いて、自分を見つめ相手のことを考えてみることです。

 相手を敬うこと人として忘れてはいけませんよね。