足を洗う


今日は、家族で温泉に行きました。

 

最近、足湯が流行のようです。

 

足湯は、足を温め血行がよくなり、とても気持ちがよいですね。

 

ところで、日本には「足を洗う」という言葉があります。

 

「足を洗う」とは、悪いことをやめて、善い人となり堅気となること。

 

これは元々、仏教語です。

 

裸足や草鞋で托鉢などの修行からお寺に帰った僧侶は、泥足を洗い清め、俗世の煩悩を断ち切り、再びお寺に入り修行に励んでいました。

 

一般世間は、煩悩のある迷いの世界

 

お寺は、安心のある救いの世界

 

足を洗うことで、身心を洗い清め、新たな心で安心を求める。

 

これが転用されて、悪業を反省し、善業に勤める決心を「足を洗う」というようになったのでしょう。

 

いつも自らの足元を綺麗にしていたいものです。