今から約八百年前の鎌倉時代です。
大本山永平寺(福井県)を開山された道元禅師(どうげんぜんじ)は、お釈迦様の教えを正しく受け継ぎ、正伝の仏法を中国から日本に伝え、高祖承陽大師(こうそじょうようだいし)と尊称されます。
大本山總持寺(神奈川県)を開山された瑩山禅師(けいざんぜんじ)は、弟子の育成と布教教化の功績が大きく教団の礎を築き全国に広め、太祖常済大師(たいそじょうさいだいし)と尊称されます。
道元禅師がいなければ曹洞宗は存在せず、瑩山禅師がいなければ曹洞宗の広まりはなく、どちらもかかせない両親のような大きな存在なことから、両祖として仰ぎ、両大本山として曹洞宗寺院の根本であり、信仰の源として、曹洞宗には大本山が二つあるのです。
少林寺20世 清涼 晃輝(せいりょう こうき)
1979(昭和54)年生まれ
豊川稲荷(妙厳寺)
愛知学院大学卒業
㈱坪井屋佛檀店
大本山永平寺
動物供養総本山 長楽寺動物霊園などで修行
平成21年 少林寺、蓮光寺(奈義町)住職就任
曹洞宗 圓通閣 澤龍山 少林寺
(美作西國三十三観音十一番札所)
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